ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art / No,620/2024 / No,129

ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art No,620/ 2024 / No,129
⚫CAPY&BARAの冒険
番外編「ｶﾞﾗｸﾀ山のﾋﾟｯﾋﾟ」

ﾊﾟﾌﾟﾘｶの煙突から吹き出した雲に覆われた塔の上｡
ぴっぴとｸﾗ､IR2とﾎﾟﾁそしてMOMIJI副艦長ﾎﾟｴﾛと潜入していた軍の化学部隊ｴﾄﾞ
ぴっぴ達のﾋﾟﾝﾁに雲の中から現れた巨大ﾛﾎﾞｯﾄIRFそしてその巨大ﾛﾎﾞｯﾄの中から現れた赤ﾏﾝﾄを纏ったｴﾃﾞｨ
IRFによって破壊されたMOMIJI艦長ﾋﾞｯﾋのかたちをした器の中からは元軍隊の天才科学者Mr YAMAMURAが姿を現した……

しかし､そのYAMAMURA自身も赤い島にしか生息できない生息していないぼっぢと言う寄生獣に体を乗っ取られていたのだった

ぼっぢを退治すべく刀を振りかぶったｴﾃﾞｨだったが声に気をとられた一瞬､ぼっぢの餌食になってしまう

そしてぼっぢに立ち向かった雲猫のﾎﾟﾁもまたぼっぢの鋭く伸びる指先に体を貫かれてしまう

ﾎﾟｴﾛもｴﾃﾞｨと同じようにぼっぢに呑み込まれるがﾎﾟｴﾛが作った一瞬の間に地面に落ちていたｴﾃﾞｨの刀を掴んだぴっぴ

IR2にｸﾗを託し
ｸﾗを抱えたIR2は塔を下っていく

それに気づいたぼっぢは
今度はその鋭く尖り伸びる指をｸﾗとIR2の方へ向けるが……

ぴっぴがｴﾃﾞｨの刀を振るい斬り落とす

本来なら再生するはずのその指が再生しない事に疑問を抱くも､怒りを露にしたぼっぢはその不気味な視線をぴっぴの方へと向ける……


その頃IRFの右目のｺｸﾋﾟｯﾄ内へ乗り込んだｴﾄﾞ
何とかIRFを起動させようと試みるがなんの反応もない……

一方雲に覆われたMOMIJIの外､空には作戦を
ｴﾄﾞの声を待つ艦隊

ぴっぴの前には怒りからか更に巨大化したように見えるぼっぢ

そして両者怒りのままに刀を､その鋭く伸び尖ったもう一方の指を互いに向け衝突しそうになった次の瞬間
ﾄﾞｵｵﾝと言う雷が落ちたような衝撃が塔に響く

思わず足を止めるぴっぴ

ぴっぴ「ｴﾃﾞｨ…….」

目の前にはIRFの手
そして地べたに思いきり押し潰されるように捕らえられたぼっぢの姿

ぼっぢの大きな頭の下敷きになったMr YAMAMURAはひび割れた地面とぼっぢの間から這い出してくる

目の前の出来事に時間が止まった一瞬
ぴっぴの頭の中に響くｴﾃﾞｨの声

「止まるな!!!ぴっぴ」

ぴっぴ「はっ!」

と我にかえりまた刀を構え向かっていくぴっぴ

ぴっぴ「斬る!!!」

と､押さえつけられているぼっぢのﾎﾟｴﾛの体を貫いた珊瑚のような鬣が､向かってくるぴっぴへと伸びていく……


IRFがｴﾃﾞｨがつくった一瞬が､ﾁｬﾝｽが消えた瞬間

どう立ち向かうぴっぴ……



つづく




世界に一枚の、原画です。


Size M size

使用　 シャープペンシル/ボールペン/色鉛筆/コピック

＊こちらの作品は、額縁もセットになっております。
　額縁のサイズは以下の通りです。
　Size S (縦16cm / 横12cm)
　Size　M (縦21cm / 横16cm)