ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art / No,608/2024 / No,117

ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art No,608/ 2024 / No,117
⚫CAPY&BARAの冒険
番外編「ｶﾞﾗｸﾀ山のﾋﾟｯﾋﾟ」

ﾊﾟﾌﾟﾘｶの煙突から吹き出した雲に覆われた塔の上｡
ぴっぴとｸﾗ､IR2とﾎﾟﾁそしてMOMIJI副艦長ﾎﾟｴﾛと潜入していた軍の化学部隊ｴﾄﾞ
ぴっぴ達のﾋﾟﾝﾁに雲の中から現れた巨大ﾛﾎﾞｯﾄIRFそしてその巨大ﾛﾎﾞｯﾄの中から現れた赤ﾏﾝﾄを纏ったｴﾃﾞｨ
IRFによって破壊されたMOMIJI艦長ﾋﾞｯﾋのかたちをした器の中からは元軍隊の天才科学者Mr YAMAMURAが姿を現した……

しかし､そのYAMAMURA自身も赤い島にしか生息できない生息していないぼっぢと言う寄生獣に体を乗っ取られていたのだった

そんなぼっぢに向かい
刀を振りかぶったｴﾃﾞｨは一瞬でその寄生獣ぼっぢの大きな口に捕らえられてしまう

そんなｴﾃﾞｨの姿を見てIR2にｸﾗを託すと
慌てて駆け出すぴっぴ

ぴっぴ「まだ間に合う……」

そんなぴっぴと同時に雲のような姿に変身した灰色猫のﾎﾟﾁもぼっぢの方へ物凄い早さで向かうも

爪を向き飛びかかった瞬間
ぼっぢの鋭く尖った爪に体を貫かれﾎﾟﾀﾎﾟﾀと血を滴しながら動かなくなるﾎﾟﾁ

それと同時に口に咥えていたｴﾃﾞｨをｺﾞｸﾘと呑み込むと嫌な笑みを浮かべるぼっぢの根本のYAMAMURA

ぴっぴの怒りは更に増し､そのままの勢いでぼっぢへと向かっていくが……

そんなぴっぴよりも前に巨体のﾎﾟｴﾛが大きな一歩一歩で駆けていくと怒りのままにぼっぢを､YAMAMURAを押さえつける

その勢いでぼっぢの手から血溜まりの出来た地面にﾎﾞﾄｯと落ちるﾎﾟﾁ

そして
ぼっぢを捕まえたはずのﾎﾟｴﾛもまた動かなくなったかと思うと､背中から体を貫き伸びたぼっぢの珊瑚のような鬣

ﾎﾟｴﾛ「刀を……」

ﾎﾟｴﾛの声にぼっぢの足元に落ちたｴﾃﾞｨの刀へ手を伸ばすぴっぴ

ぴっぴ「……」

ﾎﾟｴﾛ「頼む……」

ぴっぴは転げながらもｴﾃﾞｨの刀を掴むとその瞬間

ぼっぢに捕まっていたはずのﾎﾟｴﾛがまたぼっぢに丸呑みされてしまう

ｴﾄﾞ「はっ……」

自分のせいで､目の前から消えていく声､命……

ぴっぴは転げながらも刀を掴むとｽｯと立ち上がり

ぴっぴ「ｴﾃﾞｨ…… 刀ってこんなに重たかったんだね……」

そう､ぼそりと言ったかと思うと

鋭い視線をぼっぢへと向ける……




つづく




世界に一枚の、原画です。


Size S size

使用　 シャープペンシル/ボールペン/色鉛筆/コピック

＊こちらの作品は、額縁もセットになっております。
　額縁のサイズは以下の通りです。
　Size S (縦16cm / 横12cm)
　Size　M (縦21cm / 横16cm)