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ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art / No,599/2024 / No,108

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ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art No,599/ 2024 / No,108
⚫CAPY&BARAの冒険
番外編「ガラクタ山のピッピ」

パプリカの煙突から吹き出した雲に覆われた塔の上。
ぴっぴとクラ、IR2とポチそしてMOMIJI副艦長ポエロと潜入していた軍の化学部隊エド
ぴっぴ達のピンチに雲の中から現れた巨大ロボットIRFそしてその巨大ロボットの中から現れた赤マントを纏ったエディ
IRFによって破壊されたMOMIJI艦長ビッヒのかたちをした器の中からは元軍隊の天才科学者Mr YAMAMURAが姿を現した……

軍にいた頃とは違った雰囲気と額の傷とRED ISLANDの文字

その意味を知ったか知らずかIRFのビッヒの器破壊と同時にMr YAMAMURAに向かい刀を振りかぶるエディー※(エディーの刀はYAMAMURAの額の文字と同じRED ISLAND 赤い島で打たれたもののよう)

IRFにより一瞬で消え去った器、立ち尽くすMr YAMAMURA

宙を舞い斬りかかるエディーの姿に雲の島CLOUDの伝説の剣豪の姿が重なる
ポエロ「CLOUDの赤鬼……」

エドはうつむき歯を喰いしばりその瞬間を耐える

エド「……」

エディーの振りかぶった刀の刃がYAMAMURAを捕らえようとしたその瞬間響く声……


「やだ!!」


と、涙交じりの声がしぃんとした空気の中に響く

その声がつくった一瞬

それまでじっと動かなかったYAMAMURAの空気がザワザワと動くのを皆感じた瞬間
嫌な笑みを浮かべるYAMAMURA

真っ黒な瞳の中を泳ぐ赤いおたまじゃくしがピタリと動きを止めたかと思った瞬間

額の傷をとめていた金具のネジがポロポロと外れ落ちていく……

そして糸を引きながら開いていく傷口の中に何やら不気味な白い歯のようなものが覗く……


その声がつくってしまった一瞬……

皆「えっ!!」

ポエロ「いったい何なんだ……アレは」

エド「あぁぁっ……」

ぴっぴ「エディー!!」

皆の声に気を視線を戻した瞬間

エディー「んぐっ!?」

エディーの目の前の世界が真っ黒に消える……

それまでじっと立ったままだったMr YAMAMURAの頭部が異様なかたちに伸び、ふくらみ、まるで生きているように

大きく開いた傷口には不気味な歯がならび化け物の口のように大きく開き

髪は珊瑚の枝のように無数に生えた竜の角のように伸び

赤いオタマジャクシの泳ぐ黒い目玉も頭と一緒に大きく変形しながら額を上り

宙のエディーを一瞬でパクリと捕らえる

声が生んでしまった僅かな時間
一秒にも満たない一瞬の中で起こった事

でも、皆の脳に心に深く焼きついてしまうほどどうすることも出来なかった瞬間

ぴっぴはクラをギュウと抱き寄せクラの視線を遮る

ぴっぴ「……」

ポエロ「あ、あれは……赤い島の寄生獣、ぼっぢだ……どうして……どうして赤い島から出られたんだ……本当に居たんだ……本で得た知識のみだが、ぼっぢはあの地でしか、赤い島でしか生息できない筈なのに……」

エド「だからYAMAMURAさんを使って……寄生して……」

ぴっぴ「まだ間に合う!!クラを頼むIR2……」

エド「……」

ポエロ「無茶だ……」


そう言うとIR2にクラを託しエディーを咥えたMr YAMAMURAの方へ駆け出すぴっぴ
そんなぴっぴの様子を見て不気味に笑みを浮かべるMr YAMAMURA



Mr YAMAMURA「へへへっ……」




つづく




世界に一枚の、原画です。


Size S size

使用  シャープペンシル/ボールペン/色鉛筆/コピック

*こちらの作品は、額縁もセットになっております。
 額縁のサイズは以下の通りです。
 Size S (縦16cm / 横12cm)
 Size M (縦21cm / 横16cm)

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