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ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art / No,557 /2024 / No,066

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ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art No,557/ 2024 / No,066
⚫CAPY&BARAの冒険
番外編「ガラクタ山のピッピ」

パプリカの煙突から吹き出した雲に覆われた塔の上。
ぴっぴとクラ、IR2とポチそしてMOMIJI副艦長ポエロと潜入していた軍の化学部隊エドとPICOp達
、そこへ現れた嫌な空気を纏った10m近い大男
MOMIJI艦長、ビッヒ
そしてビッヒの足元にはPICOp鉄分を吸い真っ赤な姿に変化した小人達


ビッヒ「排除されるのは地上の人間達の方だ……黒い雨が降り大地が赤く染まる……そんな日はもう近い……こいつらを見てわかったろ?
MOMIJIはもう雲の中、さてどの島で実験してやろうかな……シャシャシャシャシャ」


ビッヒの嫌な笑い声が雲に覆われたMOMIJIのパプリカの塔の上に響く……

と、雲の上から雨粒のような水滴が数滴零れたかと思うと
ビッヒのパイプの中に落ちた水滴で火がしゅぅぅっと消え灰色の煙が、つぅぅぅっとのぼる

ビッヒ「んむむっ? 雨?」

クラ「雨? 何も降ってないけど……」

そんな水滴はあビッヒの足元に群がる赤い小人達にも零れ

小人「……???」

と、耳の良いぴっぴが何かに気づく

ぴっぴ「雨じゃない。何かがまたこの塔へ……」

塔へ近づく音
その音が近づくにつれビッヒに降り注ぐ水滴、雨粒の量が激しくなっていく……

エド「どう言い訳だ……ビッヒの頭上だけ雨が降っているようだ……」

ポエロ「MOMIJIに雨は降らないはず、雨を降らすのは雲に覆われたMOMIJIの外だけのはずなのに……」

どう言う訳かIR2も空を見上げるがエドやポエロとは理由が違う様子……

IR2「……」

IR2の頭の中のコンピューターは何かを受信しているよう……

謎「IR2へ……… ‥ ‥ .」

ビッヒ「こりゃ何とも珍しい、ワシの頭の上にだけ雨雲が発生してるとでも言うのか……どういう雨だこりゃ……でも……もしそんなことが出来るのなら、わざわざMOMIJIが潰したい島へ出向くこともなく遠隔で黒い雨を降らせることが出来る。これは研究対象だな……ワシャシャシャシャ」

そんな余裕なビッヒの足元では小人達が……

小人「はぁ………はぁ……はぁ……何だかお腹が空いてきた……」

小人達の体から、PICOpから吸収した鉄分が雨粒と共に流れ出ていく……

ぴっぴの足元まで不気味な赤い液体が……

クラ「これ……気持ち悪い……」

ぴっぴ「まさか、この雨……」

エド「ただの雨じゃない。錆び止めの雨……?」

ポエロ「そんな雨があるはず……」

エド「うん。無い。空の何処かから誰かがピンポイントで、ビッヒに錆び止めの雨を……」

ぴっぴ「そうです。」

エド「?」

ぴっぴ「でも空からじゃ無く塔の下から……」

エド「え?」

ぴっぴ「IR2の位置情報を電信して……」

皆空を見上げるIR2の方へ視線を向ける……

ビッヒ「久々の雨は何だか匂いがあるな……ワシャシャシャシャ」


また一つ塔の上に近づく音……




つづく




世界に一枚の、原画です。


Size S size

使用  シャープペンシル/ボールペン/色鉛筆/コピック

*こちらの作品は、額縁もセットになっております。
 額縁のサイズは以下の通りです。
 Size S (縦16cm / 横12cm)
 Size M (縦21cm / 横16cm)

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