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ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art / No,551 /2024 / No,060

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ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art No,551/ 2024 / No,060
⚫CAPY&BARAの冒険
番外編「ガラクタ山のピッピ」

塔の上。
ぴっぴとクラ、IR2とポチそしてMOMIJI副艦長ポエロと潜入していた軍の化学部隊エドとPICOp達
そんな塔の上に現れたPULLと変わらないいや、それ以上の嫌な空気を纏った10m近い大男
MOMIJI艦長、ビッヒ

エドの声によりビッヒへPULLに放った右手のビーム砲を構えるPICOp達

その後ろでクラを守るように立つぴっぴやIR2に猫のポチ

ビッヒを見上げる副艦長ポエロはビッヒの声に

ポエロ「MOMIJIは地上へ落ちる」

その声に視線を合わせ驚いた様子のぴっぴとクラ

ぴっぴ「……」
クラ「……」

副艦長ポエロはぴっぴやクラの生まれた島CLOUD
からのスパイだった。
ポエロは軍と協力しMOMIJIの貴族達のこれまでの悪行を世界に発信し

軍との作戦でMOMIJIの下部、王や貴族の塔と島をどうやってか切り離し、その塔をまるまる巨大な監獄とし
そのまま海へ落とすと言う大掛かりな作戦を今実行しようとしていた……

しかし、PULLを失ったビッヒにもまだ誰も知らない一手があった……

ビッヒ「まだ実験途中だったがアレを連れてきた……俺は誰も信じちゃいねぇから、誰にも内緒で造ってたんだ……アレをな……ヒヒヒヒヒッ……俺の脳みそは世界一だ……シャシャシャシャシャ……気づいた時はもうサヨウナラ……ヒヒヒヒヒッ」

しぃんと静まり返った塔の上、MOMIJIを覆い始めた雲の中巨大な島を浮かすプロペラの音がぶぉぉぉぉんと響く……

ビッヒ「シャシャシャシャシャ……見上げていては気づかない、気づいた時にはサヨウナラ……シャシャシャシャシャ」

とその声に

クラ「あっ!あれ……」

クラ指差す方へ皆視線を向けると
小さな影がPICOpの体をよじ登る姿が……

ぴっぴ「何だろう……」

と、IR2の足元にも黒い影が群がり始める
そんな影を払うように飛びかかるポチ

ポチ「シャァァァァッ!!」

慌て、波の様に引く影達

ビッヒ「シャシャシャシャシャ……見つかったな……」

逃げ遅れたそれをサッと捕まえるエド

エド「何だこれ……小人のようだ?」

ポエロ「ビッヒの巨体にばかり意識が行って気づかなかった……」

ビッヒ「気をつけろ……鉄の成分を吸ったそいつは赤くなる……そいつは鉄を錆びさせ、赤くなったそいつは人に毒を与える……指が腐るぞお前……シャシャシャシャシャ」

慌てて放すと摘まんだ指先を見つめるエド

エド「鉄を吸収し、機械を錆びつかせ、人の皮膚を腐らせるほどの毒を与える……そんなの聞いたことがない……」

ビッヒ「シャシャシャシャシャ……驚いたか?俺は天才だからな……あと数分、数秒でお前の指先の皮膚から入った毒がお前の脳までも腐らせてしまう……あ、まだ黒いやつだったか?でも、怖いだろ……そんな兵器……誰もMOMIJIには手を出せないんだシャシャシャシャシャ」

エド「あり得ない。」

そうエドが声にだした瞬間、PICOp達が錆びた粉のように砂のようになり崩れ始める……

エド「PICOp!!」

鉄を吸収し真っ赤になった小人達がビッヒの足元へ集まっていく……

ポチが追い払ったお陰でどうやらIT2へのダメージはまだ見られない……

ビッヒの嫌な笑い声が雲に覆われたMOMIJIの中に塔の上に響く……



つづく




世界に一枚の、原画です。


Size S size

使用  シャープペンシル/ボールペン/色鉛筆/コピック

*こちらの作品は、額縁もセットになっております。
 額縁のサイズは以下の通りです。
 Size S (縦16cm / 横12cm)
 Size M (縦21cm / 横16cm)

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