ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art / No,544 /2024 / No,053

ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art No,544/ 2024 / No,053
⚫CAPY&BARAの冒険
番外編「ｶﾞﾗｸﾀ山のﾋﾟｯﾋﾟ」

塔の上｡
ぴっぴとｸﾗ､IR2とﾎﾟﾁそしてMOMIJI副艦長ﾎﾟｴﾛと潜入していた軍の化学部隊ｴﾄﾞとPICOp達
涙ぐみながらｸﾗの前に膝をつくﾎﾟｴﾛ

彼はぴっぴやｸﾗと同じ､雲の島CLOUDの王室に使える兵隊だと言う
海軍の協力のもと､MOMIJIへ潜入しMOMIJIの悪事を暴こうとしていた｡それと同時にｸﾗの様子を見守ってきたと言う……

ﾎﾟｴﾛ曰く､ｸﾗはCLOUDの王子BARAだと言う
しかし､MOMIJIへ拐われて来たのはまだ赤ん坊の頃､そんな事も何も知らないｸﾗもぴっぴも頭が??だらけでﾎﾟｴﾛの声に耳を傾ける……

CLOUDと海軍が協力してMOMIJIに対し､何かしらの作戦を実行しようとしていると聞かされ……

その作戦の目的をｴﾄﾞが口にしようとしたその時……
塔へ近づく大きな声が響く

謎「ﾎﾟｫｫｫｫｴｪｪｪｪｪﾛｫｫｫｫｯ!!!!!!」

ｴﾄﾞ「あの薬が効かないなんてあり得ない……
巨大な象も鯨もたった一滴で小さくなってしまうほど強力な縮小薬……何故」

ﾎﾟｴﾛ「それよりも強力な巨大化薬のせいなのか…」

そんな二人の会話もなんの事だかさっぱりわからないぴっぴとｸﾗ

ぴっぴ「……」
ｸﾗ「……」

ﾎﾟｴﾛ「兎に角ここは私が……」
ｴﾄﾞ「PICOp近づく声の方へ構え!!」

その声に一斉に皆の前に砲を構え立つPICOp達
そして､ぴっぴやｸﾗの方へ視線を向けると

ｴﾄﾞ「僕らの後ろへ隠れて!」

ｸﾗ「……」

無言で頷き顔を見合わせるぴっぴとIR2
すると次の瞬間ｸﾗを抱え走るIR2､そしてﾎﾟﾁもぴっぴに続き声の聞こえる方とは逆へ
ｴﾄﾞの背後へ駆けていくと

塔の上に覗き始める大きな影……

ﾎﾟｴﾛ「｡」
ｴﾄﾞ「｡」

そこへ現れるﾎﾟｴﾛよりももっともっと大きく赤い悪魔PULLよりも更に大きなﾊﾟｲﾌﾟを咥えた大男が姿を現す……

ﾎﾟｴﾛ「ﾋﾞｯﾋ……」

その大きさに言葉を失うｸﾗやぴっぴ……

ﾋﾞｯﾋ「ﾎﾟｫｫｴｪｪｪﾛｫｫｫｫｯ!!」

と口から灰色の煙を吐き出しながら大きなﾎﾟｴﾛを見下ろすもっともっと大きな10m近い大男
MOMIJI艦長ﾋﾞｯﾋの姿

光を遮り皆を呑み込む大男ﾋﾞｯﾋの影……


つづく




世界に一枚の、原画です。


Size S size

使用　シャープペンシル/ボールペン/コピック/色鉛筆

＊こちらの作品は、額縁もセットになっております。
　額縁のサイズは以下の通りです。
　Size S (縦16cm / 横12cm)
　Size　M (縦21cm / 横16cm)