ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art / No,511 /2024 / No,020

ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art No,511/ 2024 / No,020
⚫CAPY&BARAの冒険
番外編「ｶﾞﾗｸﾀ山のﾋﾟｯﾋﾟ」

塔の上を目指すIR2に乗ったぴっぴ
雲が覆い始めた塔の上､雲の間を抜け全速力でｸﾗの元へ向かう……

ぴっぴ「ｸﾗ……もう少しだから……」


ﾊﾟﾌﾟﾘｶの煙突から伸びる塔の上
PULLの瞳がひび割れを起こすほどの強烈な猫ﾊﾟﾝﾁを喰らわせたその直後､PULLに捕らえられた黒猫のﾎﾟﾁ

雲が増え始めた塔の先､そこへ集まる無数のﾌﾟﾛﾍﾟﾗ音と灰色の人と比べたら小さな灰色の口の着いたﾛﾎﾞｯﾄ達の姿

PULLの周りを囲みﾎﾊﾞﾘﾝｸﾞしていたかと思うとと､そのﾛﾎﾞｯﾄ達が片方の腕をPULLの方へ伸ばし腕の先のIR1と同じようなｱｰﾑを開くと

そのﾛﾎﾞｯﾄ達の口から一斉に響く「ﾋﾞｰﾑ!!!!!!!!!!!!!!!!!」の声……

次の瞬間ﾋﾟｶｯと辺りが眩しく光ったかと思うと灰色のﾛﾎﾞｯﾄ達のｱｰﾑの先から放たれる光線

そんな灰色の空飛ぶﾛﾎﾞｯﾄ達の放った光を受けたPULLのｱｰﾑの先からﾎﾟﾁがｽﾙｯと落ちる……

ｸﾗ「ﾎﾟﾁ!!!」

と､それまで腰が抜けたように､立つことすら出来なかったｸﾗが､目の前の恐ろしいPULLなんかより､目の前のﾎﾟﾁの命の為に慌てて立ち上がりPULLの足元まで駆け寄る……

ﾎﾟﾁは空中で慌てる素振りもなく体をひねり､ｸﾗの伸ばした手の先へ安心し落ちて行く

軽いﾎﾟﾁの体をふんわりと包むｸﾗの優しい手

ﾎﾟﾁ「ﾐｬｫ」

甘えたようにうずくまるﾎﾟﾁと腕の中のあたたかな命にﾎｯとしたｸﾗ……

そんなｸﾗの目の前に立つPULLはﾋﾟﾀﾘと動きを止め固まったまま……

空飛ぶﾛﾎﾞｯﾄの光の線をくらった赤い悪魔の体には熱いﾏｸﾞﾏに溶かされた様な無数の線が目立つ……

と次の瞬間PULLの足元に立つｸﾗとﾎﾟﾁの頭上へ落ちて来る大きな影……

ﾎﾟﾁ「?」
ｸﾗ「え!?」



つづく……





世界に一枚の、原画です。


Size S size

使用 シャープペンシル / ボールペン /色鉛筆 /コピック

＊こちらの作品は、額縁もセットになっております。
　額縁のサイズは以下の通りです。
　Size S (縦16cm / 横12cm)
　Size　M (縦21cm / 横16cm)