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ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art / No,719/2025 / No,044

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ART GROUP HASHIGOTAKA「髙」Minimum art No,719/ 2025 / No,044
⚫CAPY&BARAの冒険
番外編「MOFU 海駆ける犬」

クラが、そして奴隷とされ拐われ働かされていた人々がMOMIJIから解放されてから数ヶ月後
浮力を失ったはずのMOMOJIは未だ風に乗り空を漂う

塔の上で生きるぴっぴと雲猫のポチ
風を感じ、果てしなき空をただじっと見つめていた

そんな塔の上のぴっぴ達に食糧を持ちやって来たエド、そしてエドの帽子に挟まった小人

そんなぴっぴやエドの視線の先の空高くから
降ってきた大きな影

MOMIJIの表面にモフッっと着地すると
砂ぼこりや纏っていた雲が舞い上がりMOMIJIを灰色の煙が覆う

大きな揺れと共に
灰色の煙にのみ込まれたMOMIJI

そんな煙の中からひょっこりと覗くその大きな何かの頭や長く大きな耳、そして大きなお尻と大きなしっぽ

風に吹かれ一瞬で消えていく灰色の煙

皆の目に映ったそれは
島のように大きな犬

動けずただじっとその目の前の島のように大きな犬を見上げるぴっぴ達

するとそんな視線に気づいたか
その犬の視線が塔の上のぴっぴの姿を捉えると
大犬の瞳にみるみると涙が浮かぶ

そんな犬の気持ちに寄り添おうとしたのか
雲猫のポチが

ポチ「ミャァ」

と優しく鳴き声を投げる
ぴっぴは視線を合わさないように面を被る

するとその面が犬の瞳に映った瞬間
犬の瞳から溢れ出る涙

そして、空じゅうに響き渡るような遠吠えをあげる

犬「ワォォォォォォォォォォォォォォッ!!!」

思わず耳を両手で塞ぐ小人とエド

小人「んんんんっ……」
エド「んんっ」

塔の上のぴっぴもポチも思わず耳を塞ぎ
その大きな犬の遠吠えが止むのをじっと耐える

ぴっぴ「何だろう、寂しげな遠吠えだなぁ……」

大きな犬の記憶の中

ぴっぴと同じように面を被った人物の姿

謎「逃げろっモフ!!」

空に響き続ける遠吠え

犬「ワォォォォォォォォォォォォォォッ!!!」




つづく

世界に一枚の、原画です。


Size M size

使用 アクリル/ボールペン/シャープペンシル/色鉛筆/コピック/ミリペン

*こちらの作品は、額縁もセットになっております。
 額縁のサイズは以下の通りです。
 Size S (縦16cm / 横12cm)
 Size M (縦21cm / 横16cm)

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